構文ウェブ

構文ウェブ (Semantic Web) とは、データに限定的な意味を付与するウェブで使う拡張機能のこと。これによりデータは統合や処理、共有や絞り込みの対象となり、以前よりも取り扱いが非常に楽になる。基本構想はティム・バーナーズ＝リー Tim Berners-Lee が提唱し、WWW (ワールドワイドウェブ) 自体の企画案のごく初期からこのゴールを目指してきた。

構文ウェブの技術基盤に適用される基準とはRDF - Resource Description Framework (データの説明)、OWL - ウェブの存在論言語 Web Ontology Language (RDF 用語に正式な意味を付与)、SPARQL - プロトコルと RDF クエリ言語 (プロトコルとクエリ言語として) です。

構文ウェブのあまり噛み砕かない見方として、これをウェブ Web のような伝統的データベースと対比するなら、ハイパーテキストのシステムと呼べます。

参考情報

• 構文ウェブページ - W3C：ワールドワイドウェブ・コンソーシアムに参加
• 構文 Web に関するウィキペディアの記事